ワイアのスタンダード(犬種標準)4 尾

スタンダード(犬種標準)

調べていると、あまりの面白さに止まらない
JKCのスタンダード(犬種標準)です~

いまだによくわからない部分のある「スタンダード」ですが、
読み返せば読み返すほど、そこに全部書いてるような気がします。

好奇心は骨格や歴史にも広がって興味は尽きません。
ただし、調べても調べても、そこは所詮、街の犬種愛好家。
残念な事に目を養うほどの数のワイアに触れる機会がないので
大きなショーに見物に行っても、自分が良いと思った子が
入賞しないことも多い!(爆)

いつか、世界トップクラスのピカピカショードッグさんを間近に見て触ってみたいもんです。
ハリウッドスターに憧れるカントリーガールの心境ですョ!

 

尾(テイル)

以前は慣習的に断尾されていた。
断尾する場合:尾付は高く、直立しており、
背負ったり、カールしたりしない。力強く、適度に長い。

断尾しない場合:尾付は高く、直立しており、背負ったり、カールしたりしない。
力強さと、適度な長さがあり、全体のバランスが保たれる。

「全犬種標準書」(2011年10月現在 第10版) ※転載の許可をもらっています。

テイルのスタンダードは2010年4月に改正されました。
「断尾犬種に関する改正」2010 年4月1日施行

それまでは「習慣的に断尾される。」という現在形で書かれていましたが
断尾が禁止になった、イギリスの動物愛護の流れを受け、
JKCのスタンダードも表記が変わりました。

KC(イギリスのケネルクラブ)のスタンダードとFCIの英語サイトを見ると、
JKCのスタンダードと同じ事が書かれていました。

でも…、改正後、断尾してない子を日本で見た事が無い!
(海外の写真では見ますけれど。)
(2017年追記) 最近ではナチュラルテイルの子が増えました。(追記ここまで)
(2019年追記) 断尾した子の方が少ない印象です。ほぼナチュラルテイルでは?

それから、若いワイアで“ジャックと間違えちゃったの?”っていうくらい
短いしっぽの子も見かけなくなりましたね。

穴に潜ったワイアは「しっぽをつかんで引きずり出した」そうですから、
短すぎたり長過ぎたりしてつかみにくいのはNGだったんでしょうね。

昔見た断尾してない子は、なんとな~く、バランス的に
見慣れない感じが拭えませんでしたが今後の日本はどうなるのでしょうね?

(2017年追記)目が慣れたのか違和感を感じなくなりました(追記ここまで)

個人的にはしっぽは長めの方が、かっこいいと感じますけれど
長いしっぽをカールさせずに高く保持させるのって大変そう。

こんなイメージです。
なんとなく分かりますかね?

 

脚まで一気に書こうかと思ったんですが、力つきました。
続きはパワーのある時に。

(初出:2011年10月25日 2019年2月修正)

お読みになる方に2つのお願いです!
投稿記事は個人記録/感想です。
・ 記事は参考程度にとどめ、実行は自己責任で。
・ 記事/写真の無断転載禁止です。転載する場合は該当URLの記載必須です。
こちらもお読みください。
よろしくお願いします。