少しでも長くキレイな姿を保つには(1)

ワイアらしい形の作り方

プロにプラッキングやストリッピングをお願いして
ぴっかぴかになって戻ってきました!

いや~ん。うちの子かっこいい~~~♪

少しでも長く、キレイな姿を保つにはどうすれば???

 

以前私がやったのは、家に戻ってすぐ、テーブルに載せて、真正面、真横、真後ろ、
背中の真上から眺めた写真を撮っておく事でした。

(でもすぐ忘れちゃうんですけどね。。。)

10日~2週間経ったらテーブルに載せて、全身ブラッシングしてちょっと離れたところから
愛犬を眺めてください。
(さらに上のローリングコートを行う時はもっと短いスパンでお手入れします)
※ローリングコート=一定周期で毛を抜いて密度のある毛の階層を作る事。

真横、真正面、真後ろ、背中の真上から。
ショードッグみたいなワイアの形を作る基本はこの4方向から見た姿です。
(テーブルの上で形が出来たら、歩かせたときの毛の跳ね具合なんかをチェックします。)
家の中を自由に歩いている状態では、ちょっとした形の崩れは
わかりにくいです。

ピカピカの写真と比べてどうですか?
毛が浮いたり、はねたり、膨らんできたところがありませんか?

感動したグルーマーさんのお言葉
「普通の飼い主は毛が伸びてきたら抜か(切ら)なきゃ、と思うけれど
伸びる前に抜くのが“テリア飼い”です」

うむ。実に!

本題に戻して、形の崩れが一番わかりやすいのは、真上から見たときだと思います。

ボディーの毛がはね始めてませんか?
そうやって跳ねた毛や膨らんでいる部分を抜いて行きます。

それから綿毛のようなアンダーコートも浮いているようでしたら、
レーキングする事でボリュームを減らしてボディに張り付くようなコートを維持しましょう。
(アンダーコートは全部取っちゃダメですよ!毛の密度がある事がポイントです)

ボディに貼付くようなコートが維持出来れば、ずいぶん奇麗に見えます。

背中の天井?の毛は抜きやすいのですが、忘れないでほしいのが腰まわりと脇腹~お腹~胸側の毛。

コッカーやスコッチみたいに、
背中のてっぺんだけ短くなってる子もみかけます。
脇腹太ももも、取るべき毛はしっかり取ったほうがかっこいいです!

抜きにくいところほど、意識して触るようにしましょう。

それと、お腹の飾り毛は、思っているより案外少ないんです。
フリンジみたいにならないように、
お腹の中心線に向かってぴったりと貼り付いて巻き込んで見えるように、
また、毛が厚ぼったくならないようにして抜いていくと、
ウエストもきゅっとみえてグーです。
ボディの毛を一通り抜いたら、手のひらに意識を集中してゆっくりなぜてみてください。
左右で同じ厚みを感じますか?
厚さの凸凹はありませんか?
手のひらの感覚って大事です。

さらにピカピカを目指すなら、首の前とお尻、おでこは
ベリィショートの部分ですから、ちょっとでも浮いている毛は抜いて、
バラエティ(生えたばかりの毛、~生えてちょっと時間が経った毛)をつけます。
ベリィショートの部分ほど、スタイルを維持するのに、バラエティが必要です。

(初出:2011年4月10日 2019年2月修正)

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