ワイアのスタンダード(犬種標準)1

スタンダード(犬種標準)

スタンダード、スタンダードっていうけど、スタンダードってな~に?

「ワイアー・フォックス・テリア」という犬種が好きで一緒に暮らしている方!
自分の家族の“その犬の理想とされる姿”を知っておくのがツウってもんですョ!

 

スタンダードは犬種標準と訳しまして、その犬種の理想の姿形と性格、動き方などの規定です。

大きく変わる事は無いと思いますが、サイズや断尾など、時代にそって、微妙な部分が改正され続けています。

JKC(ジャパンケネルクラブ)のホームページに、こんな記述がありました。

~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ 以下 部分転載 ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
犬種標準とは、それぞれの犬種の理想像を作りあげて記述したものであり、
下記の事項は、ドッグショーの出陳並びに計画繁殖する犬の参考にするものです。
この事項から外れることがあっても、その犬種として、家庭の良き伴侶として
飼育されることに問題はありません。
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ 以上 部分転載 ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
(お知らせ>犬種標準の改正に関する事項のページより お知らせなので、そのうちなくなってしまうと思われるのでURLは載せません)

※2019年1月現在、記載は見当たりませんでしたが、理念は不変と思うので掲載しておきます。

胴長でも、お鼻がブチ柄でも、しっぽが短くても、
連戦連勝のスーパーショードッグになりたいわけじゃないならかわいい家族には変わりありません!

スタンダードは本来一つだと思うのですが、国や団体で、記述が微妙に違うので、
ペット飼いにはよくわからない問題もあるようです。
犬種によっては体高の記載も違い、
たった1cmで出陳クラスが変わってしまったり、失格になることもあるんだそうですよ。

スタンダードについて、ちゃんとお勉強したい人は、
JKC(ジャパンケネルクラブ)が発行する「全犬種標準書」を
「刊行物のご案内」ページから買って読んでくださいね。
※なんとも時代錯誤な事にアマゾンとかで売ってない!!

JKC 刊行物のご案内

以下は、上記書籍からワイアに関する部分を引用、転載させてもらいました。
※掲載許可は頂いています。ブルーの地色部分が転載箇所です。

◆ 一般外貌
活動的で、活き活きしており、小さな体にしっかりした骨量と力を備えており、
クロッディでも、粗野でもない。体躯構成は完璧なバランスが取れており、
特にこれは、スカルとマズルに当てはまり、同様に体高と体長はほぼ等しい。
立っている時は短背のハンターのようであるが、活動時はグランド・カバリングに富む。

◆ 習性/性格
注意深く、動きが機敏で、表情が鋭く、何か起きないかと常に期待しており、
ささいな事にでも反応する。友好的且つ積極的で、怖いもの知らずである。

それにしてもどうしてこう、用語が難しいんでしょうか。
日本語なのに、ざっくりとした意味しかわかりません。(笑)
「理想像を作りあげて記述したもの」なので、ポエムのようです!
間違えていたら、どなたかご教示くださいませ。

◆ 一般外貌

クロッディ=背が低く、胴が太くて重そうに見える事。
粗野=荒々しくて、洗練されていないこと。

う~~ん。
体は小さいけれど骨量があって、スマートで洗練された見かけを持ってるってことでしょうか?
鼻から頭のてっぺんまでの真ん中に目がついている。(スカルとマズルの長さが同じ)
脚から肩までと胴の長さが同じ。
眼光鋭く獲物を狙うハンターで、スマートな見かけでも
しっかり大地を踏みしめて機敏に動けるって感じでしょうか。

◆ 習性/性格

土の中のキツネやアナグマを狩るのがお仕事ですから
ビビって穴に入れないのはダメなんですね。

獲物がいたら、さっと反応出来るテンションも必要なんでしょう。

え?今は関係ない?

いえいえ。今でもちゃんとお仕事してるワイアたちは世界にはいるんですョ。

(初出:2011年10月2日 2019年2月修正)

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